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真夜中のシャドーボクサー 1

みなさん、こんにちは!気軽に読んでいただいて思わずWET DREAMになってしまう短編小説を書いてみたいと思いますのでよろしくお願いします。

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ここに一人の青年がいた。
青年の名前は翔太、年齢は22歳大学4年生である。

翔太にはおかしな日課があった。
小学校時代から風呂上がりにリビングに置いてある姿見の前で一糸まとわぬ真っ裸で
シャドーボクシングを行うのである。

風呂上がりの午前1時、今日も翔太は姿見の前に立って「シュッ、シュッ、シュッ!」
まずは左ジャブの3連打から打ってみた。

筋肉質のスレンダーな身体が動くたびに翔太の立派すぎる男性器がブルンブルンと
風切り音が聞こえるくらいな勢いで大きな振り子のように動いている。

翔太は自らの身体にうっとりと見とれていた。

激しく早い動きのシャドーをすればするほど男性器と玉袋が内腿とこすれあって
ほどよい刺激となって脳裏をかけめぐり、やがて男性器が勃起してくるのである。

翔太は勃起するまでのこの一連の動きによるプロセスが非常にお気に入りだ。
その感覚は他の方法で行うどんな自慰行為よりも気持ちがいいのだ。

小学校高学年のオナニーの覚えたての頃などはシャドーをやりながらの射精を
何度も経験したくらいだ。

激しい動きで内腿にこすれた仮性包茎の男性器が徐々に剥けてくる。
露出したピンクの亀頭がパンパンにふくれあがってくる時のあの快感。
そしてそのままシャドーボクシングしながら射精してしまうという普通では
考えられないような気持ちのいいオナニーなのだ。

当然のことながら逝った後の後片付けは大変である。
雑巾で飛び散った白濁色の精液を拭き取るのだが
飛散場所をさがすのに苦労した。

ある時、母親が首をかしげながら雑巾でフローリングの床を拭いている
光景を見て思わず「お母さん昨日牛乳そこら辺にこぼしちゃった」
と嘘をついた。
母親も知っていたのだが「そうなの?こぼさないように飲んでね」
と気づかないように言ってくれた。

だが、そんな優しい母親も今はいない。
翔太が中学3年の時に病気で亡くなってしまった。

その代わり今は父親が最近再婚して連れてきた32歳の継母がいる。
翔太とは10歳しか年齢差が無いのだが一見すると25、6歳でも通るような
若作りをしているのだ。
そのお姉さんのようなお母さんの名前は理恵という。
お母さんとはとてもじゃないから言えないので「理恵さん」と翔太は呼んでいる。

翔太は父親が20歳の時の子供だから父親は42歳である、後妻は32歳で
これもまた10歳の年の差なのだ。
ということは父、継母、子供がちょうど10歳の年の差で一つ屋根の下で生活
しているということになるのだ。

翔太の友人などは「いいなあ、翔太の所は美人のお姉さんのような母親ができて」
と本気で羨ましがっているのだ。
翔太もそう言われてみるとまんざらでも無い様子だ。

時々家族で食事に行けば父と姉弟に見られる。
父親はそれが少々不満そうだが仕方がないといった表情である。

そんな父親の職業は商社勤めで一週間おきで中国へ出張している。
父親はいつも「お母さんのこと頼んだぞ」と出張に出掛けていく。

理恵が嫁いで来てからはしばらくシャドーボクシングは控えていたのだが
いつもの癖というのはついつい知らぬ間にでてしまうようだ。

3ヶ月程は気をつけていたのだがその日は夜中の3時頃まで飲んで帰宅して
酔っていたせいもあってシャワー上がりに全裸でシャドーボクシングを
やってしまったのだった。

「カチャッ」リビングのドアの開く音がした。
翔太はシャドーしながらふと振り向いた。

なんとそこには理恵がじっと翔太を見つめて立っているではないか。

「あっ!」二人はお互いにびっくりして目を合わせながらも一瞬立ちすくんで
しまった。

「ご、ごめんなさい!」と言うと理恵は慌ててリビングのドアを閉めて出て行った。

(あー、何て事だ、おやじが出張中に、これはまずいな)
 翔太は理恵に何て言ったらいいのか言葉がみつからなかった。

つづく・・・






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