Wet Dream Story2012年09月03日

大嫌いなテスト週間もやっと終わりました、と言っても僕はたいした勉強も
していないので終わったという実感がありません

僕の友達で勉強してるのは瑞希くらいです、相原も勉強をやっていないけど
お金持ちのお嬢様だからどうせお金にまかせて大学へ行くんだろうなあ

僕は貧乏人で勉強ができないというまったくのダメ受験生です（恥）

そろそろ肌寒くなってきて人恋しい季節が始まろうとしていますが僕のまわり
は別にこれといった変化もありません、部活に道場、女子とのお付き合いは
相原と瑞希と相変わらずですが、普通に忙しく毎日が過ぎていきます

そんな寒いクリスマス前に久しぶりにお姉さんからメールが来ました
「私の友達が彼氏と別れたから年下の男の子を紹介して欲しいって言ってる
んだけど拓未どう？」

「僕は今お姉さんも知ってる通り二人と付き合ってます、そんなんでもいいの？」

「そんなの関係ないよ、彼女も遊び相手が欲しいんだから、拓未に二人の彼女が
いても全然ＯＫだから」

「そうなんですか？お姉さんがいいって言うなら僕はいいですけど」

僕はお姉さんが友達に僕を紹介するっていうのは少しショックでしたが年上の人
とお付き合いするのも勉強になると思って了解しました

「そう？良かったわ、彼女ね、お金持ちのお嬢さんでねＫ女子大の４年なの、美人
タイプできれいな人よ、ちょっと変わった性癖があるらしいけど、まあそんなもの
は私だって、拓未だってあるわけだから別にいいでしょ？拓未だったらきっと可愛
がってもらえるわよ、いっぱい甘えちゃいなさい、会う日はまたメールするね」

へーＫ女子大っていったらお金持ちしか入れない大学じゃんか、たしか相原もそこへ
入りたいって言ってたよな

数日後お姉さんからメールです

今度の土曜の６時にＳ駅近くのＹというお店で待ち合わせです、その人とお姉さんと
僕の３人で会うことになりました

でもそこのお店は飲み屋さんなんです、僕が行っても大丈夫なんだろうか？とか
お酒は自分ではけっこう飲めるとは思うのですが酔ってしまったらどうしよう？
とか、変わった性癖っていったい何だろう？などと色々と心配な僕であります

　　　つづく

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