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Wet Dream Story2012年08月05日

みなさん、こんにちは!気軽に読んでいただいて思わずWET DREAMになってしまう短編小説を書いてみたいと思いますのでよろしくお願いします。
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結局、先日は相原ん家には行かず瑞希の告白のおかげで部活へ出席した
かろうじて学年の代表選手の座は勝ち取ることができました
(とはいっても代表5人の中で最下位です)
4月の頃には絶対に負けなかったヤツにコロッと負けてしまった
みんな僕がエッチにうつつを抜かしていた時に必死の練習してたんだ

こんなことではダメだ、瑞希が言うように最低でも部活くらいは全うしないと、それに拳法道場も
さぼってばかりでちっとも昇段試験が受けれない状態です

もっと考えなければいけないのは大学受験です、親からは絶対に大学へ行けと言われてるし
大学は行きたいけど勉強は嫌いだし・・・何ともなりません

部活、拳法、勉強・・・それに彼女、この4つを上手にこなしていかなければならないのです
こんなこと僕にできるでしょうか?それは無理というモノでしょう

だけど夏休みはちょっと遊びすぎたと自分なりに反省してます

こんな時にHRでは9月終わりの水泳大会の選手選びをしてます
その時は水泳大会で瑞希の水着姿も見てみたいなあなどと呑気にかまえてました
mizu2.jpg

委員長の瑞希が仕切って選手を決めています
さすがに瑞希は部活の現役マネージャーです、テキパキと次々決めていきます
まあ僕は全然蚊帳の外で、自分が選手に選ばれることはあり得ないと思ってました
相原もスポーツは得意じゃないから当然ながら蚊帳の外です

ところがです、男女混合メドレーリレーの男子の平泳ぎがいないとのことで瑞希のヤツが
こともあろうか僕を指名して無理矢理決定してしまったのです

クラス全員の前ではイヤとも言えず渋々引き受けました「くそう、瑞希のヤツめ」
ひょっとしてこれは告白の返事をはっきりしない僕に対する仕返しなのかも・・・

席に戻ると「拓未、ごめんね、引き受けてくれてありがとう!思いつくのが拓未しかいなくて」
ありがとうと言って謝られれば怒るわけにもいかず

「そっかー、まあしかたがないな、瑞希の頼みなら」と調子こいてしまった
「うん、そうだよ今度の日曜リレーメンバーでプール行って練習することになってたんだよ、
もちろん拓未も来るよね、そしたら8人全員揃うし、部活はお休みだから心配しなくていいよ」

げっ!そんなあ、日曜は相原と会う約束じゃんか、どうやらリレーのメンバーで練習に行くことは
当初から決まっていたらしいのだ、メンバーも瑞希の回りに集まってきてるしまたしても断れない
雰囲気じゃないか

「あのさあ、俺、平泳ぎ得意だから練習なんてしなくていいさ、それにその日は約束あるし」
「またーそんなこと言って、全員揃わなきゃ意味無いんだよ、誰と会うのよ?」

「またそれかよ?誰だっていいだろう、お前には関係ないし・・・」ついカッとなってこんな
言い方をしてしまった
「そんなぁ、関係ないなんて・・・ひどいわ」瑞希は泣き出してしまいました

回りにいるリレーのメンバーから
「おい木村、お前ひどいよそれ、委員長に謝れよ、プール行くのみんな楽しみにしてたんだぞ」
「う、うんごめんな瑞希、俺つい・・・行くから、練習行くからな・・・ごめんな」

結局男女4人ずつの8人で電車で20分くらいの所のリゾートプールへ行くことになってしまった
だけど何でリゾートプールなんだろう?
それはいいんだけど正直に相原に言ったらカンカンに怒ってしまいました

「タックンひどい、また会えないなんて、ひょっとして岡田さんと何かあるんじゃないの?
この前だって部活で会えなかった理由は岡田さん絡みだったじゃないの」
岡田っていうのは瑞希のことです 本名、岡田瑞希です

僕は相原を怒らせてしまって大ピンチです
この難局をどう切り抜ければいいのか、誰か教えて下さい

   つづく

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